お客様の荷物にぴったりのパレットを製作いたします!
商品の種類が増え、工場や倉庫が複雑になる中、パレットの幅をあと30mm伸ばしたい、2000mmを超える大型パレットを使用したい、といったお悩みのあるご担当者様もいらっしゃるかと思います。
木製パレットは、寸法を自由に設定して木材をカットするので、 お客様のご要望にぴったりの大きさのものができます。
さらに柴原製材所では、自動式の機械のこぎりを10台、 自動釘打ち機を4台保有しており、ロットの大小に関わらず、迅速に対応させていただきます。
また、お客様のパレットの積載条件、使用条件は 弊社スタッフが細かくお伺いし、強度計算や、60年の実績に基づいて設計、製造させていただきますので、どのようなサイズのパレットであっても、安全で、コストを抑えた最適なものをご提案させていただきます。
寸法は自由にご指定いただけます
2400×2000のような大型パレットも製作できます
柴原製材所の木製パレットは、長くご使用いただけます!
せっかくパレットを購入しても、2、3年で破損したり、劣化して使えなくなれば、 買い足しの余分なコストや手間が発生してしまいます。
柴原製材所では、お客様にパレットを少しでも長く使っていただけるような管理と、工夫を行っております。
まず、パレットに組付けする木材は、一本一本、丁寧に確認します。
大きな節(ふし。その部分の強度が低くなる)があるものや、 白太(しらた。木の外側の部分。強度が低く、劣化しやすい)が多いものをしっかりとはねることで、 強度のバラつきを減らし、破損しにくくしています。
また、組付けに使用する釘は、十数種類あるものから選んでいます。 木材の種類、厚み、使用条件を考慮し、 釘で木材が割れたり、釘が浮き上がってきにくいように、 最適なものを使ってパレットの寿命を延ばします。
節、白太のひどいものははねます
ノミ先釘(左)は堅い木材を割りにくく、
剣先釘(右)は釘の保持力を高める性質があります
強度の高いパレットを製作いたします!
積載時、パレットが大きくたわんでしまえば、 フォークの爪がつっかえる、段積みが不安定になる、 自動倉庫でセンサーが感知しなくなる等、様々な問題が発生します。 そのため、重量物を載せたり、自動ラックにパレットの両端だけを乗せるような場合は、 大きな負荷に耐えられる強い材質を選ぶ必要があります。
木製パレットに使用される材質には、杉や松など 様々なものがあり、その中で最も強いものは南洋材となります。
しかし南洋材を製材するには、専用ののこぎりとそれを整備する目立て職人が必要となる為、製材できる工場はそれほど多くありません。
柴原製材所では、機械式の専用のこぎりを、熟練の職人が毎日整備しており(目立てと言います)、高い精度で南洋材を製材することが可能です。
強度が高く、たわみの少ないパレットが必要な時は、是非ともご相談下さい。
南洋材の木製パレットは耐荷重、耐用年数が
他の材質の木製パレットよりはるかに優れます
堅い南洋材の製材には、専用ののこぎりが必要です
毎日のこぎりの手入れをすることで、
パレットの精度を保ちます
目立てが完了した帯のこぎりです
※クリックしていただくと、全体を表示します。
木くず、カビ、ヤニ、虫
木製パレットの悩みどころである、木くず、カビ、ヤニ、虫に対しても、柴原製材所は対応を欠かしません。
木くず
ブラッシングされた板
製材した際に付着する、木くず、おが粉が、 納品時にお客様の工場や倉庫に落ちないよう、 柴原製材所では板の表面をブラッシングして、 できる限り取り除いております。
カビ
パレットの間に板を挟み、
通気性を上げてカビを防ぎます
切ったばかりの木材には、多くの水分が含まれており、 湿度の高い時期には、カビが生える可能性があります。
柴原製材所は、パレット同士の間に小さな板を挟み、 風通しをよくして、乾燥保管することで、カビの発生を抑えます。
ヤニ
ヤニ抜きをしたカラ松
お客様の商品を汚さぬよう、ヤニがでやすい材質(カラ松など)はヤニ抜き処理を施し、ヤニをほぼ取り除いたものを使用します。
虫
原木を仕入れる際は必ず立ち合い、現物を確認します
木材にはごくまれに虫が入っていることがありますが、 柴原製材所ではそのような木材でパレットを製作することが ないよう、仕入れの際は虫の入りにくい樹種を選別し、現物を確認してから購入します。